キーパーやってました |
私は高校の時ハンドボール部でした。ポジションはキーパーです。
ライバルが一人いましたが、レギュラーでした。ハンドボールってのは、サッカーとバスケ足して2で割ったようなスポーツです。
キーパーのやることは、大きく分けて二つでした。
ゴールを守る、
遠投するです。
ゴールを守るのは好きでした。でも遠投はめちゃくちゃ苦手で嫌いでした。
とっさに判断して、投げなければならないんですよね。私は判断も遅く、ボールも届かないという、めっちゃ肩の弱いキーパーでした。
でも、ゴールを守るときは、とっさに判断して、思い切ってジャンプできたんです。そこまでジャンプ力があったわけではありませんが、結構セーブできたんです。
「判断して、思いっきり投げる」
「判断して思いっきり跳ぶ」
やっていることはそんなに変わらないのに、この好き嫌い、得意苦手の差はなんでしょうか。
苦手の理由 |
答えはズバリ、「あんまり練習してなかったから」でした。
私がキーパーになったのは、腕の筋肉を痛めてシュートが打てなくなったからなんです。腕を治すために、強くボールを投げるのを控えていました。
ひたすらセービングの練習をし、なんとなくできるようになりました。褒められて嬉しくなって、また練習したことで、上達しました。
それで1年の夏にユニフォームをもらいました。
一方、ボールを投げる練習はしていなかったので、遠投は全然上達しませんでした。上手く投げれず、フィールドプレーヤーに迷惑をかけるのが嫌になりました。
ここで、投げられるようになる努力をしていれば上達したでしょうが、同じ学年のキーパーが一人いました。彼女は足を痛めてキーパーに転職しました。
足を治したいので、セービングの練習はあんまりできませんでしたが、遠投の練習はしていました。遠投をしなければならない練習はずっと彼女が投げていたんです。逆に私はずっとセービングでした。
嘘みたいな話ですが、本当の話です。
やらない→ミスる→怒られる→焦る→やる気が失せる→やらない
というループにすっかりハマってしまっていました。
練習したらどうなったか? |
上手くできるようになりました。握力を鍛え、腕を鍛え、練習で積極的に投げました。ボールが届いて「ナイススロー!」と言われると嬉しくなりました。
得意になった訳ではないですが、苦手意識はなくなったし、嫌いでもなくなりました。一番最後の試合では、いくつか速攻がきれいに決まりました。
スポーツは多少のフィジカルの差があり、それを埋めるのに圧倒的な努力と時間がかかります。フィジカルがある人も、たくさん努力するので簡単には追いつけません。
でも世の中には、例え苦手でもあっという間にごぼう抜きできる分野があります。
それが勉強です。
苦手教科=あんまり勉強してない |
苦手な教科って大体そんなに勉強してないことがほとんどです。勉強しないから、点数がとれないし、点数がとれないからやる気も失せます。
できないループにハマっているのです。
逆に得意教科はどうですか?楽しくてめっちゃ勉強してるんじゃないですか?
点とれる→楽しい→勉強する
というできるループにハマれているんですよ。
じゃあ、できないループから抜け出すには?
勉強量を増やしましょう。
これしかありません。自分にあったレベルの問題をひたすらやってみるのです。
やってみると「あれ?意外といける?」ってなります。すると勉強するのがそんなに嫌ではなくなります。勉強できていれば点が取れます。そして、苦手意識がなくなっていきます。
受験の世界では、苦手を潰すというのが大きなポイントになります。総合点が底上げされるからです。しかも苦手教科は得意教科に変身する可能性が大いにあるのです。だって正しく勉強すればいいんですから。
勉強が楽しくなると、面白いように偏差値があがっていきます。
食わず嫌いを辞めて勉強しよう |
ハンドボールの話が長くなりましたが、「苦手なのはやっていないだけ」というお話でした。
苦手教科があるなら、だまされたと思って勉強量を一旦増やしてみましょう。
とりあえずぶつかってみることが大事です。
すると「ここで躓いていたんだな」とか「こうすると効率いいな」とか気づきがありますよ。
世界史ならお渡しした勉強法でとりあえず1分野からやって下さいね。
あ、そういう勉強は集中力がある午前中にとりかかるのがオススメだとそういうのに詳しい知り合いが言っていました。やってみてください。
企画については
ほとんどまとまってきました。
ここまで私のメルマガを読み進めて頂いた
あなたのためになれる内容だと確信しています。
そろそろ企画について
発表していこうかなと。
人生を変えるきっかけに
なりますので楽しみにしていて下さい!