どうも、ケイトです。
あなたは今、試験のために圧倒的に努力していると思います。しかし、そんな努力は無駄かもしれません。
なぜ日本人は英語を話せないのか |
英語をペラペラに話せる高校生ってそうそういません。今の子達は小5から教科として英語を習い始めるのに、8年学んでもペラペラになることはありません。
帰国子女や、留学に行ける金持ちを除いて、凡人が普通に学校で習ったところで、日常のコミュニケーションもとれないのです。
これは、なぜだと思いますか?努力不足でしょうか。違います。
文科省の戦略が間違っているからです。
学校での授業を思い出してみましょう。
長文読解、文法、単語の小テスト、教科書の解説、、、、、、、、
この授業内容のどこに、スピーキングの授業が入っているのでしょうか。
この授業内容のどこに、リスニングの授業が入っているのでしょうか。
まあ、かろうじでリスニングの授業はあるかもしれません。
英語を習うということは「話せるようになる」という目標があるはずです。
だれが、文法だけ習って読めるようになるだけで満足するのでしょうか。
日本の学校では、実用に向かない受験英語を教えているのです。
だから話せないのは当たり前なのです。
文科省はテストを変えれば、教育も変わると思っています。
大学に入るためにテストを変えれば、授業も変わると、、、
いや、アホか
って思います。教える教師もいないですし。
日本人が英語を話せないのは、「国の努力不足」ではなく、「努力の方向がまちがっている」からです。
あなたの努力は無駄かもしれません |
だれでも、東大に受かるポテンシャルは持っているし、受験は頑張りがいがあるイベントです。
しかし、戦略を誤れば、どんなに頭がいい人でも上手くいきません。
「戦略」は「戦い」を「略す」と書きます。頑張る前に、頑張らなくていい部分を省くのです。
過去問を見て、そんなに勉強しなくていい範囲や良く出る範囲を把握して、優先順位をつけたりしてますか?
人は「あれもこれも」やりたくなります。全部やれると思い込むし、バランスをとろうとします。しかし、頑張る方向を間違えれば、どんなに頑張ったって上手くいかないのです。
私は1日10時間以上勉強しても、大学に落ちました。それは頑張る方向を間違えたからです。10時間勉強して「努力がたりないんじゃない?」と言う人はあまりいません。
先週エッセンシャル思考の話をしましたが、あれも戦略の一つです。
頑張るのは尊いことですが、その前に的確な戦略をつくる必要があるのです。
小説家になりたいのに、書かずにレトリックばかり学んでいても小説家にはなれないでしょう。
戦争に勝ちたいのに、物資と人員を計算しなかったなら勝てないでしょう。
英語を話したいのに、スピーキングの練習しなかったら話せるようにはならないでしょう。
一度、頑張る方向があっているかどうか、見直してみて下さい。